8 なかなか焦らないけど焦るとき

woman on bike reaching for man's hand behind her also on bike

周りが結婚し始めたから、と
焦る性分だと良かったのかもしれない

が、30歳を過ぎたからといって
焦りもなかった

自分は自分、周りは周り
と思ってたから

みんなと同じ時期に結婚をして
幸せを感じる性分ではない

思い返せば
20代はよく合コンに誘われた

その中の人と付き合って
繋いでおけば
良かったのかもしれないが
その当時、私は海遊びに夢中だった

海からの帰路は
ビーチサンダル履いたまま
山手線に乗るほど…
色気ゼロ

合コンの後
連絡がきてデートに誘われるのも
鬱陶しいと思っていた

30代になると
合コンに誘われなくなっていた

そこで焦って活動すれば
もう少し早く
結婚できたのかもしれないが
そこでも焦らなかった

が、焦りをもたらしてくれたのは
大学時代の友人だった

何気なく連絡したら
実は結婚しました〜、と

その友人、
大学時代も
社会人になっても
誰かと付き合うでもなく
合コンに行くでもなく
浮いた話は聞いていなかったので
失礼ながら
結婚しないんだろう、
と勝手に思っていた

ミュージカル鑑賞が好きで
各地の公演を鑑賞するために
全国を飛び回っていたので
趣味が充実してるから
結婚には興味ないのかな、と

結婚報告を受けた時は
不意打ちというか
ブルータスお前もか、じゃないけど
あなたも結婚するのね、
と驚きました

ごめんなさい、ほんと失礼な言い方で

でもありがとう、焦らせてくれて

結婚しないと思っていた友人に
先を越されたら、やはり焦るし
影響される

その友人も、
結婚しなさそうだった旧友が
結婚したことに驚いて
それを機に婚活を始めた、と

聞けば、
3年ほど秘密裏に婚活していたらしい

付き合っても
籍を入れるまで
親以外誰にも言わず
最後まで何があるか分からないから
慎重に動いていた、と

さすがの実行力

「パートナーエージェント」
という結婚相談所を使ったそう

わたしも話を聞きに行ったけど

入会金10万円ということで、
入会するだけで
男性に1人も会わないうちに
10万円ねぇ…
と考えていたら

10万円分、出会いを求めて
行動する方が
自分の今の状況には
あっているのでは、と思った

出会いの数を増やすのが先決
と思ったのだ

38歳という微妙な年齢は
スピード感が大事なのかな、と

友人の話では
結婚相談所は
女性の方が入会者が多く
男性の数に対して
余って待っている状態らしく
そうなると
20代女性の方が有利

その分
男性にとっては
結婚相談所は良いかもですね

10万円は使ってよし

のルールで
出会いを求めて
活動開始