踏み絵をフムかフマないか

サラリーマンは
出世してなんぼ

みたいな風潮は
もはや古いのかも知れない

そうは言っても
昔ながらの考え方で
自分の出世欲を
満たしたい人はいる

出世するには
上層部からの無茶ぶりに
耐えなければいけない

無茶ぶりとは
到底できそうにない目標や
要求を達成するように
上司から促されること


景気が伸び悩んでる中でも
前年度比200%の売上を達成しろ

明日の朝までにこの資料を揃えろ、
と前日の22時過ぎてから言われる

今すぐ飛行機で〇〇に行って
クレーム処理してくれ、
と金曜の夜に言われる
など


出世していく人は
上司の理不尽な物言いに対し
よく耐えている

そして
理不尽な要求によく応えている

中間管理職から
上位職に出世するには
自分の部下を
上手く使わねばならない

そのためには
自分に従順な部下が必要

それは1人いれば良いのではなく
複数いればいるほど良い

求心力が強い人ほど
多くの部下がその人のために動く

自分に自信のない人は
部下がどれくらい
自分に従ってくれるのか
試してくる

それが踏み絵だ

急に誘った飲み会に
来てくれるのか

休日のゴルフに
付き合ってくれるのか、など

基本的には
プライベートの時間を
どれだけ自分のために割いてくれるか
が基準となる


プライベートの時間を潰す
=踏み絵を踏む


踏んでも良いし
踏まなくても良い

踏み絵を踏んで
忠誠を誓ったところで
自分が出世できる訳ではないけれど

踏み絵を踏まないと
出世の道が開かれないのも
また事実

あなたは踏む人?踏まない人?