求められる忠誠心への向き合い方

a group of blue flowers with yellow centers

企業であれ
部活動であれ

組織の中にいると
幹部に対する

『忠誠心』

が求められる

幹部に対して
忠誠心をもって対応することを
『チームワーク』
と言っている場合もあると思う

大きく掲げられた
企業理念や校訓に共感して
その組織に入っても

幹部個人から発せられる
細かい指示や方針に
共感できない場合もある

そういう場合でも
求められるのは

『忠誠心』

幹部個人からの
理不尽な要求に対し
ネガティブな感情になったとしても、
求められるものを返していく

それを『忠誠心』がある、と呼ぶ

理不尽な要求に対して
とことん応えていく

Why?は禁句なのだ

どんどん要求に応える者がいると
その上の幹部の威厳が増す

行きすぎると
世間を騒がせる
宗教団体のようになるけれど

例えば、企業だって
語弊を恐れずに言えば
宗教団体のようなものだと思う

宗教団体では
信仰心を見せるために

教祖に対する忠誠心を持って
金品や入信者を集めたり、
預貯金を献上する、等の行動をとる

企業でも
忠誠心がある人は

幹部からの理不尽な要求に
体がボロボロになるまで
応える行動をとる

企業も宗教団体も
構造は同じ

忠誠心を求められるまま動いた
成れの果ての姿を
客観的に見てどう思うだろうか

そうなった時には
すでに客観性を
持ち合わせていない場合が多いが

やたらと
『忠誠心』を求めてくる人に対して
違和感を感じるのは大事

人それぞれの価値観ではあるけれど

常に誰かに認められたい、
という欠乏感が自分の中にないか

『幸福』という
実態のない見えないモノをいつまでも
自分は追い求めているのではないか

称号や権威に
固執しているのではないか

『忠誠心』を求めてくる
相手の心の中は私利私欲に
満ちているのではないか

そんな視点を持っておいても
損は無いはずです