気づけばそれも他人への期待

何か欲しいものは?
と成人した子供から聞かれて

親である自分が欲しいのは
子供の結婚、
孫の顔が見られれば充分

そう言う人がいます

高額な商品を
望む訳ではないので
一見、
高望みをしない良い親
のようにも思えますが

子供の立場からして見れば
時に重く感じるものです

親だから当然
言う権利があるのでしょうか?

何かが上手くいかなかった時に
あの人が
〇〇してくれなかったせいだ
と言って
他人への期待を裏切られたことを
嘆く人と言っていることは
あまり変わらない

親である自分の願いを
叶えてくれない子供のことを
責めている

他人に期待して
ガッカリする経験は
大人になる過程で
多くの人が経験するように
他人は自分の思う通りには動かない

親と子供であっても
別々の人間なので
成人した子供に期待して
親の思い通りに動かそうとしても
他人への期待と同じく
思い通りにはいきませんよ

自分の子供とはいえ
成人したからには
相手の人生の選択を尊重し
受け止めること

大事なことと思います