女子は習い事がお好き

若かりし日
合コンに行っていた時

したり顔の男の子が
来ていた女の子達に
「習い事はなにしてるの?」
と聞いてきていた

合コン慣れしているんだな
と思った

合コンで会話に困ることは
結構あったものの

習い事の話をすれば
来ている女の子の誰かは
何かを習っていて
場持ちの良い話題だった


かたや
会社の雑談でのこと

男性陣が私に聞いてくる
「女の人の習い事って、あれ何?
それやってどうするの?」

確かに、そう思いますよね

としか返答できなかったけど

フラワーアレンジメントとか
A○○クッキングとか
和装の着付けとか
ヨガとか
写真とか色々

アドバンスコースとか
インストラクターコースとか
どんどん極める方向に進んでいる女性
いますよね?

趣味の枠を超えて
たしかに、それを仕事にするの?
と聞きたくなるような勤勉さの方
いらっしゃると思います

習い事に通っている
スクール独自または特定の団体で
創設している資格制度を
下位レベルから上位レベルに
順にクリアしていく方式で

一定レベルをクリアする度に
資格証明書が発行され
その度に受講料とは別に
いくらかお金を払わないといけない

スクールビジネスなんだなあ
と感じずにはいられません

それ習ってどうするの?
と聞きたい人の気持ちも分かる

何万円、何十万円払って
習っただけ?
回収しないの?
と言いたくなる気持ちも分かる

会社員として役立つ資格であれば
受講料で払った分を
合格すれば取り戻せる
社内制度があったり

報奨金がもらえたり
仕事の幅が広がったり
それによって昇級したり

頑張った分のリターンがあります

それに引き換え
趣味の延長線上の資格は
なかなか自己満足の域を出ず
他人に理解してもらいにくい

とはいえ
資格を持っておくと
次のステップに進みやすい
というのはありますし

これからは
複業の時代ですから

習い事で得たものを
新たな仕事に繋げても良いですし

スクールビジネスに
ただ乗せられるだけではなく
その先のことも考えながら
習い事をできると良いですよね

テニスのインストラクターの資格を
取得して休日はコーチ業をしたい、とか

国際資格を取得して
海外向けに仕事をしてみたい、とか

私もかつて
習い事に没頭したことがありますが
通わなくなったら忘れるもので
高いお金と時間を無駄にしたのかな
と考えることがあります

その時よかったから
良いじゃないか

と言う考えもありますが
通っている期間に
先を見据えて
目的を持って通うかどうかで
身に付く内容も変わるのではないかな
と思います

そして身に付いたものを
どう維持していくか
それもまた考えておいた方が良いな
と思います

そこそこのお金を払って時間を使い
自己満足できたらそれで良しとする

それもまた良いのかもしれません

いずれにせよ
何のために通うのか、
いつ終わらせるのか
習い事を始める前に考えておいた方が
良かったなと思うのです

お金と時間を
ダラダラと捧げてしまうのは
避けたいものです