やっかいな嫉妬心のやっつけ方

独身時代は
お給料の範囲内であれば
さらりと買いたい物を
購入していた

年齢があがり
30代にもなれば
少し値の張る物にも
手が届くようになり
また品質の良さにも目覚め

お金を出せば
こんなにも着心地よく
仕立てた服を着れるのか
すごいなあ

と実感したものだった

30代前半
既婚の友人と会うと
私の身につけた物を指し
それどこの?と質問してきて
羨ましそうにしていた

結婚してから
好きなように物が買えないのは
よく聞く話だ

その友人が
羨ましそうにする姿を
私は見ながら

アラサーで
サラッと相手を見つけて
結婚していった
貴方の方が羨ましいよ

と思っていた

そんなことを思い出しながら

いま既婚者の私が
独身の人に会う時

金銭的な自由がないことへの
不満や羨ましさが無いことに
気づく

独身時代に
欲しい物は
買い尽くしたとも言えるし

人と比べたところで
羨ましい気持ちが芽生えるだけで
お金は増えないし
嫉妬心に苛まれるだけだと
分かってきたからだろう

やっかいな嫉妬心は
比べることから
始まるのだ

うっかり比べてしまったら
ああ羨ましいなあ、
と3回くらい呟いて
湧いてきた嫉妬心を
闇に葬ろう

そんなことを思う40代

嫉妬心は長く抱えておかずに
早めに吹き飛ばす習慣を