それはなぜタダなのか

結婚するまで
気の向くままに
お金を使っていた夫

貯金残高が増えると

もっと使わないといけない

という衝動に駆られて
豪快に使っていたそうです

結婚してからは
夫からの指名で私が会計係となり
夫、自ら
小遣い制を申し出て今に至ります

貯めることをしてこなかった
という夫に
結婚当初は
一抹の不安を感じていましたが

小遣い制になってからは
自分のクレジットカードの明細や
銀行口座の残高を確認して
お金に関心が出てきた様子

無料サービスを使っても
これはなぜタダなの?


私に質問してくることもあり

他人が提供するサービスの
値付けの根拠など
私も知らないので

〇〇だからかな
とお互いの推測を
述べあうことも増え

〇〇だって
とネットで調べた
お店の口コミ情報を
私が夫に伝えると

それ、信じるの?
所詮、無料の情報だよ


夫にたしなめられる事もあります

一本とられた悔しさと
人って変わるもんだなあ
という爽快感のようなもの
があります

そういう環境なので
日々、無料の理由を考える機会が
増えてきて思うことがあります

お金に関する話は
興味のある人が多いので

無料で参加できる
セミナーも多く

ブログなどネット上で
無料で読める情報も多いですが

影で努力していることを
わざわざ泥臭く見せる人は
やっぱりいなくて

簡単に楽に資産形成できました

と強調するばかり

上手くいかなくて
色々原因を考えたり

こつこつと
様々なやり方で試してみたり


時間のかかることを
嫌う人が多く

簡単に楽して資産を得たい

と考えている
凡人の心を
見事に射抜いているな
と感じます

私も当然
楽できるなら楽をして
大きな資産を築けるのなら
そうしたいですとも


それはなぜ無料なのか?

巷に広がる無料の風呂敷は
なぜ無料で広げられているのか

無料サービスに触れる度に
その仕組みに考えを巡らせてみると
とても興味深いです

そして
無料で価値あるものを
手に入れようとする人の
なんと多いことでしょう

少し前まで
私も無料で存在しているものが
あるのなら
無料の方を選んでいましたが

少しお金を出せば

同じ時間でも
気持ち良くサービスを受けられたり

短時間で
確信をついた情報を得られたり

結局は
自分の得られるものの質が上がり

それによって
自分が生み出すものの質が上がる

その好循環が
分かるようになった

というよりは

その方が人生の残りの時間を
充実させられるのでは

と考えるようになりました

そうなってくると

同じお金を出すなら
何に、どこにお金を払うか
どう選んでいくのか

自分の中での
選択基準が必要になります

それを選ぶ眼力が
必要になる訳ですが

その眼力を鍛えるためには

まずは無料の域から脱出して
お金を払ってみること

ではないでしょうか

身銭を切るからこそ
本気で考え
本気でその事柄に
向き合うことができる

そうすることで
見えてくる世界もあるのでは?

あーだこーだ言うのは
その後でも良さそうです